妊娠中の運動について(第二話)

妊娠中の運動について(第二話)

こんにちは。

パーソナルトレーナーの萩原氏による妊娠中の運動についての記事第2回目です。

今回は運動するにあたっての適不適についてです。

運動は、いつも診て頂いているお医者様に必ずご相談の上お始めください。

(運動中及び運動後の体調不良、不調、体調の悪化等につきましては、当サイト及び本稿の執筆者は責任を負いません。全てお客様のリスクにてお願いたします。)

ーWPS-

第二話

妊娠中における運動の可否については『ご本人の体調』と『お腹の中のお子様の体調』に左右されます。

お医者様と相談しながら運動を行っていきましょう。

【母体の条件】

原則として妊娠12週以降『異常がなければ』行っても良いとされています。

下記の条件に当てはまる前置胎盤は15~16週以降判別が可能ですので、それ以降に許可すべきとの意見もありますので、やはり医師の診断を仰ぐのが無難です。

運動の終了時期に関しても、経過が順調であれば特にありません。

以下の状態に当てはまると運動を禁止する必要がありますので、参考にして下さい。

・流産を反復して経験されている

・早産の経験がある

・多胎

・心疾患を患っている

・破水した場合

・出血をした場合

・頸管無力症

・前置胎盤

また、禁止までとはいかなくとも注意が必要な方もいらっしゃいます。

以下の条件に当てはまる方は注意してください。

・貧血

・甲状腺疾患

・動機や不整脈

・極端な肥満や痩せ体型

・早産や子宮内発育不全の原因がはっきりとしており、今回の妊娠に問題の無い方

・出血の経験がある方

・もともと極端に運動習慣がなかった方

【胎児の条件】

お母様のお身体の条件に関しては、妊娠前・妊娠中のものがありますが、お腹の中のお子様の条件に関しては『現在のもの』とお考え下さい。

・子宮内胎児発育不全

・胎児ジストレス(運動により胎盤内の血流が不足すると起こる)

・先天奇形(体温が上昇し過ぎるとリスクが高まる)

・妊娠末期の逆子

といったように様々な理由で運動が適さない場合があります。

運動そのものはとてもお勧めしたいものですが、お医者様に相談しながらご自身のお身体の状態を把握したうえで行うようにして下さい。

次回はこれから運動を始めるにあたって、どのような運動が良いのかをお話致します。

是非ご覧ください。

執筆:萩原智之

Personal Bodymake Hagiwaraを運営

(参考文献:妊婦スポーツの安全管理)

ご注意

運動は、いつも診て頂いているお医者様に必ずご相談の上お始めください。

運動中及び運動後の体調不良、不調、体調の悪化等につきましては、当サイト及び本稿の執筆者は責任を負いません。

全てお客様のリスクにてお願いたします。

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