Woman Plus Style【ウーマンプラス スタイル】

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妊娠中の運動について(最終話)

2019/09/24

こんにちは。

いよいよ、パーソナルトレーナーの萩原氏による妊娠中の運動についての記事最終回です。

最終回は総合的な注意点です。

ぜひ、皆さまの知識を増やすためにお役立てください。

運動は、いつも診て頂いているお医者様に必ずご相談の上お始めください。

(運動中及び運動後の体調不良、不調、体調の悪化等につきましては、当サイト及び本稿の執筆者は責任を負いません。全てお客様のリスクにてお願いたします。)

ーWPS-

最終話

今回は運動前・中に気を付けるべき点をお伝えします。

2回目にお伝えした運動を行うための「母体の条件」「胎児の条件」をクリアしていても、

その時の体調や環境によって中止する必要があるということです。

安全に運動を行うためにも今回お伝えすることは覚えておいてくださいね。

【環境要因】

①気温や湿度

汗が蒸発せず体温調節が出来なくなり体温が38度を超えると胎児の先天異常のリスクから危険とされています。

室内外を問わず、高温多湿の環境は避けるようにしましょう。

夏場は涼しい室内で行える運動が良いですね。

②水温・水圧

プール運動を行う場合、水温が低すぎると心拍数が低下する恐れがあります。

水温は30度程度が望ましいです。

また、プール運動では問題ありませんが潜水する際も注意が必要です。

水深は18メートル以内にし、時間も短くしましょう。

③気圧

正常な妊娠であれば標高2,000メートル程度の酸素分圧(ジェット機内と同じ程度)は問題ありません。

そもそも妊婦には登山はあまり適さないので気にする必要はあまりないでしょう。

④路面

転倒の危険が無いように、なるべく平坦な場所を選びましょう。

また、冬季の路面凍結は注意してください。

⑤運動を行うタイミング

子宮の収縮が少ない10時から14時の間に行うことが無難です。

収縮が多くなる18時以降は運動を避けましょう。

【運動前に確認すべきこと】

ご自身で運動を行う際も、その日の体調を考えながら無理をしないように運動を行いましょう。

以下のような不調を感じたら、すぐに運動を中止してください。

①体調

一般的な体調不良を感じたら運動は中止しましょう。

また規則的な腹部の緊張を感じる場合や腹痛、出血がある場合もNGです。

②血圧

140/90を超える場合、もしくは妊娠前と比較して最高血圧が+30、最低血圧が+15を超える場合は中止しましょう。

③心拍数

運動前から110拍/分を超える場合

④体温

運動前に37.5度以上の発熱がある場合

⑤子宮の収縮

規則的、もしくは持続的な収縮。強い収縮をしている場合。

37週以降の妊娠末期には規則的な子宮の収縮が起こるので問題ないとされています。

⑥胎動

胎動が減少したり消失した場合

以上となります。

チェック項目は多いですが、簡単に言えば『普段と違うな』という場合には中止すると考えて頂ければ良いと思います。

【運動中の注意点】

運動中の主な注意点としては『運動負荷をどうするか』です。

負荷が高すぎる運動は母子ともに大きな負担となりますのでご注意ください。

①運動の負荷

心拍数が高くなりすぎると子宮への血流が減り、胎児への栄養や酸素が不足してしまいます。

『やや楽である』と感じられ、いつまでも続けることが出来そうな負荷であれば問題ないでしょう。

妊娠5か月以降は仰向けでの運動は避けるようにして下さい。

また、体温の上昇にも気を付けましょう。

②運動頻度

運動習慣の少ない方は週に2~3回まで。

1回の運動時間は60分以内が目安です。

③運動を中止すべき症状

痛みや性器出血、めまいや失神、恥骨部や背部の痛み、動機や頻脈、息切れ、歩行困難に陥った場合にはすぐに中止しましょう。

以上となります。

「妊娠中の運動ってこんなに注意点が多いのか…。」と感じた方も多いでしょうが、

その代わりに得られるメリットはたくさんあります。

かかりつけのお医者様に相談しながら、ご自身のためにも生まれてくるお子様のためにも楽しく運動を行ってください。

以上です。

執筆:萩原智之

Personal Bodymake Hagiwaraを運営

(参考文献:妊婦スポーツの安全管理)

ご注意

運動は、いつも診て頂いているお医者様に必ずご相談の上お始めください。

運動中及び運動後の体調不良、不調、体調の悪化等につきましては、当サイト及び本稿の執筆者は責任を負いません。

全てお客様のリスクにてお願いたします。